アーティストについてはぁ…諸兄先輩方の前では蛇足になりそうですので説明を省略した方が賢明ですね(笑)
この曲に於けるブラスセクションが従来のEarth, Wind & Fireの代表作とくらべて暖色なのはメンバー交代があった訳ではなく、単純にアレンジが画期的に違うため。
限りある本数で一番厚みが出る音域でtonic+7、またはオーギュメントを効果的に採用していること。
Earth, Wind & Fireのブラスはunisonまたは根音+5度で3度にあたる音は15度の位置まで持って行ってタイトさを優先してますから、新鮮に聴こえますですね。
これは実際、高校生の頃に自分でスコア譜面を書き起こして発見した箇所が多く、大変勉強になりました。
Earth, Wind & Fireが時代の変遷を経ても色褪せない魅力を放つのには沢山の緻密で斬新な試みが込められているからなのだと再確認すると共に、一層大好きなバンドになりました。