ブログネタ
おうちでカレーを美味しく食べる! に参加中!
2008年7月21日 夕食はカレーライス
ふと思い立ちカレーライスを作ることに。猛暑が続いているのでスタミナをつける意味でも良いので。野菜たっぷりのカレー。市販のルーは使わず(まぁ、カレー粉は市販のものにお世話になりますが)ヘルシー志向で。

ということで夕食はカレーにしようと昼下がりにヒラメキました(笑)。
市販のカレールーは小麦粉と油でカロリーオーバーな為に基本は自作です。

冷蔵庫を覗くと半端に使用した野菜のカケラが結構あったので、在庫生理にはもってこい。
手間暇はどうしてもかかってしまいますが、こう猛暑が続くとカレーが恋しくなります。

スパイス類などがないので近所のスーパーマーケットで少しだけ買い物。
最近は便利なものでスーパーでもガラムマサラやココナッツミルクが入手できます。結構な安価で。
鶏胸肉の挽肉と鶏のスジ肉が安かったのでそれも買いました。
特に鶏のスジ肉は100gパックで30円!安い。確かに料理するには手間がかかりますけどお買い得です。

昼食をパンで済ませていそいそと準備に取り掛かります。

野菜
たっぷりです。
■じゃがいも(大)1個
■たまねぎ(大)1個
■キャベツ1/2個
■にんじん1本
■にんにく5片

野菜はたっぷり。
これらを総てフードプロセッサでペースト状にしていきます。
そんなに大きくないフードプロセッサなどで何回かに分けて調理。

たまねぎを挽く時には目にしみます。にんにくを挽く時には香りが恍惚です。

まるのままカレーにつっこんだらルーが殆どいらいないくらいの量なので、出来上がるペーストもかなりの量になります。

ちなみにこれだけの野菜のペースト、プレーンのお味は・・・青臭くて少し甘いのです。

今回のカレーの特徴はここに集約されております。
通常のカレールーは小麦粉で粘りが出ますが、今回のカレーは野菜の繊維質でそれを補うといったものです。
やはり小麦粉とくらべるとクリーミー加減に劣りますが、それでも独特の舌触りはそれなりによかったりします。
またインドカレーであれば煮込んで繊維質を分解させて同じように粘りを出したりしますが、今回は時間短縮でプロセッサを利用しています。

鶏胸挽肉
本当はモモ肉のほうがコクが出て美味しいのですがカロリー削減方向。

鶏胸挽肉を弱火で炒めていきます。拙宅はテフロン加工のフライパンなので油をひかなくてもくっつかないのがいいです。
それでも少しだけ鶏肉から油も出てきますし、何より旨みの肉汁が出てきます。
弱火なのがポイントだったりします。

モモ肉であれば旨みも多いのですが、やはり油が多いですね。カロリーオーバーです。
むしろすこしパサつく胸肉のほうが味がしみこみやすくていいかもしれません。

ほぐれで挽肉がぱらぱらになってきたら火を止めます。

ここに先ほどの野菜ペーストを混ぜ込んで煮込みます。
時間的な目安としては三十分くらいで充分ですかね。
野菜と鶏肉のアクが出たらおたまですくいます。エグみをとっていくワケですね。

ベース完成
火が通りと既にどことなくカレー色です。まだカレー粉は入れてないんですけどね。

こんな感じ。

たまねぎの色素が変色してもう既になんとなくカレーの色になります。

このあと更に火をかけると更に色が濃くなり、甘みが増してきます。

火加減については三十分以上は好みの問題になってきます。

前回つくった時は一時間少し煮込んだのでかなり甘くて香ばしくなりましたが、今回はこんなもんで。

実はこの際に平行して別作業が進捗しています。
具材になる鶏スジ肉の調理です。

鶏筋肉
鶏筋肉を圧力鍋で煮ます。・・・といっても拙宅には圧力鍋がないので電子ジャーで代用です。

鶏スジ肉は硬いので、焼いたり少し煮込んだ程度では食べられません。
強力に頑固なガムみたいになります。・・・※一度失敗しています(汗)。

ベストは圧力釜で仕上げればトロトロになるかもしれません。
が、しかし電子ジャーで代用できます。少し時間がかかりますが、そのまま煮込んでいくより遥かに短縮です。
しかもかなり柔らかくなります。

因みに豚肉のブロックを使えばトロトロの角煮が出来ます。正月には同じ方法で良く作ります。
その際の味付けは麺つゆになんと少しコーラを混ぜます。独特の甘みが出て美味しいのです。それとセロリを入れます。香り付けですね。

マグロなどもそうなのですが、スジの正体は実のところ良質の油だったりします。時間をかけて熱を加えれば旨みにかわるわけです。
なので実はスジ肉は安くてお買い得なのですよ。

出来上がったスジ肉と先ほどのカレーのベースを混ぜます。

純カレー粉とガラムマサラ、ココナッツミルクを混ぜて少し煮立てれば完成です。

完成
カレー粉を混ぜて最期の仕上げにガラムマサラとココナッツオイルを混ぜて一煮立ちすれば完成です。

ガラムマサラが効いていてかなり辛い仕上がりになりました。
汗が吹き出ましたが、さっぱりと涼しくなりました。

やはり夏はカレーですね。