1984年くらいから三年程在籍したバンドである。
このバンドに参加する以前にCafeConLeche(西語でカフェ・オ・レの意味)というバンドにトロンボーンとして在籍していたが、そこで同じく在籍していたTukuBanBanのリーダーからCantante(Salsaのバンドで言うところのヴォーカル)兼トロンボーンとして誘われたのだ。

筑波大学ジャズ研究会OBが中心になって結成されたバンドで音楽的なアプローチはやはりジャズに傾倒したものだったと思う。
本格的にSalsaに没頭するきっかけとなったバンド。

名前の由来はCubaの伝説的なSalsaバンドであるLosVanVanと中核メンバーの出身である筑波がかかったもの。当初はTiempoLibreというバンド名称が候補になっていたのだが「なんだか真面目すぎてインパクトがない」とのことでTukuBanBanとなったのである。

【Si Tu Te Vas : Tuku Ban Ban】
at 2nd Augast 1998 Kofu,Yamanashi "Salsa De Dancin' in KOFU 8th".

DomingoQuinonesのカバーである。イントロダクションのインストゥルメンタルはこの日のライブの為に書き下ろした自分のオリジナルである。バンドのテーマとして演奏することになった。

【Que No Daria Yo : Tuku Ban Ban】
at 2nd Augast 1998 Kofu,Yamanashi "Salsa De Dancin' in KOFU 8th".

キューバのカリスマ的ミュージシャンであるAdalbertoAlvarezのカバー。自分的には一番気に入っていたナンバーである。音楽面をディレクションしていたピアニストの前奏が冴えています。

Guarare : Tuku Ban Ban】
at 2nd Augast 1998 Kofu,Yamanashi "Salsa De Dancin' in KOFU 8th".

このバンド名称の由来となったLosVanVanの名曲を1970年代のFaniaレーベルの雄であるRayBarrettoがチューンした作品のカバー。
自分が加入した当初から好んで演奏されたナンバーである。


このバンドで出会ったメンバーやライブ毎のサポートメンバーから受けた音楽的な影響は大きかった。
一時期の仕事繁忙時期のせいで疎遠となってしまった人が殆どではあるが、縁があればまた一緒に演奏したい人たちである。