土曜日ということで看護士さんの勤務が薄いので、手を患わせないように自主リハビリに励みましたです。
とはいっても単純に院内の散歩だけどね。
でも数日前まで数十メートル歩いただけで心臓が苦しかったのが大分歩けるようになったよ。
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この分だと来週あたり退院できるかな?
まぁ、退院しても一月くらいは身体を慣らす為に自宅療養だろうけどね。

今日は奥様と一緒にお義母さんが見舞いにきてくれました。
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嬉しかった半面、恥ずかしさと面目なさで一杯です。
信用回復の為にも早く復調しなくては。

今日はジョイフルのリハーサル。
リサイタルまであと二回の練習。
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ご迷惑をかけて本当に申し訳ありません。
みんな、がんばってねーo(^-^)o

医療関係者として認識していたつもりながら目の当たりにして実感する。
看護士や医師の人手不足による過酷な労働状況のこと。

朝八時半くらいから面倒を見てくれている日勤の看護士さんが帰宅するのが夜十時過ぎになることが殆ど。
医療実務者として地位は揺るぎ無いものの、その実態はかなりハードな肉体労働である。

時に我が儘な患者や親族の要求に対して調整もしなくてはならない。
時に俺みたいな面倒臭い患者の相手もして冗談や愚痴にも付き合わなければならない。
技術者として研修やカンファレンス(症例検討会)などにも参加。

命と向かい合う職業として妥協は許されず、時に非難の的になることもあるのだろうが、この病院の看護士はよくやっていると思う。

併設する看護学校があり毎年新人の受け入れがあるにしろ、この病院の看護士の平均年齢は低い。
しっかりと統計をとったわけではないが恐らく二十台半ばといったところだろう。

夜勤明けの看護士とばったり出くわしたことがあった。
夕方の浅い時間帯から勤務にはいって昼過ぎの帰宅である。
院内のコンビニでおにぎりを買っていた。
少しおしゃれをした彼女は白衣のときとは違いまだまだあどけない女の子である。
そのあとの予定を聞けば帰って寝るだけとのこと。
さもあらん。
疲れているだろうからね。

どんな仕事にも苦労はある。
楽な仕事などないであろう。
ただ、命の現場ではたらく人達がベストなコンディションで臨める労働状況が実現して欲しいと思う。

毎日、俺のクダラナイ冗談に笑顔で相手をしてくれるまだまだ小さな天使たちが誰ひとりかけることなく輝いてくれればと願ってやまない。