出逢いがあって
決別があって

悔いて省みたり、憎しみを掻き立て忘却に帰そうともしたけど
刻まれた自分の道程の中でそれは改竄の叶わぬ事実

呑みこんで受け入れるには
あまりに今は鮮度が良すぎて
感傷を擽る薫りが鼻につく

天命知命を迎え、迫り来る老いの鈍痛が齎す不快感に耐えながらのこの試練は些か残酷な運命と噛み締める

不義理として
裏切りとして
やむを得なかった過失として
過去に沈めてしまうのは
もしかして安易にして然るべき嗜みなのかもしれない

それでもこの先
まだまだきっと平坦ではない路を歩むのであれば
この苦渋を能動的に味わいながら歩みを進めるのが実直であろう

閉ざされない限りは
前を向くことは許されている

【Music】Promise in the history
【Player】浜田麻里