〔Player〕Daniel Barenboim & Berliner Philharmoniker
〔Music〕Tchaikovsky(Comp.) Waltz of the Flowers

チャイコフスキー作曲『くるみ割り人形』より『花のワルツ』。
この曲に初めて触れたのは何故か少年時代に雨風を凌いだ実家に散乱していたアナログ盤の中にあったものを聴いたのが出会い。中学生だった筈だ。

それまでも学校の音楽の授業などで聴いたことはあったんだろうけど、頭に残って無かった。

ベルナルド・ハイティンク指揮のチェコ・フィルハーモニーの演奏だった。
今思うと均整の取れた誠実にして拡張高い演奏だったのを思い出す。

その後、ウラジーミル・フェドセーエフが率いるモスクワ放送交響楽団のコンサートでこの曲を聴いた。
まるでユーフォニアムのような濃縮され肉厚なホルンの旋律に感じた衝撃は今でも忘れる事が出来ない。

そしてこの名ピアニストにして歴史に名を残すマエストロであるダニエル・バレンボイムが率いるベルリン・フィルハーモニー交響楽団の重厚にして崇高な響きはチャイコフスキーのバレエ音楽の芸術性を更に昇華させたのではないだろうか。

新鮮にして嬉しい驚きである。