現在は諸事情で休止している音楽活動。
活動の中心が市民吹奏楽団が母体となり結成された社会人ビッグバンドである。

数名程、素晴らしい名手が在籍しているものの基本的には吹奏楽の延長で見真似でジャズを楽しむ水準である。

自分がリードを担当していたトロンボーンセクション。
一人、楽器リペア系専門学校で部活として少しフルバンを経験しているくらいで他のメンバーは前述したスタンスである。

スタンスに関する解釈は様々かとは思うけど、人情人間関係が活動の意義筆頭となる傾向がある。
初級中学校吹奏楽部にある年功序列最優先としたセクション構築が特徴的だ。
スキル優先のパート配置には理屈では理解出来ても感情が許さないようであり、これを過剰程の説明を怠り実施するとたちまち軋轢が生まれてしまうのだ。

リードとして生成する音を優先し、寧ろ意図的にパート再配置を実施したところ予想外に一番気を使ってコミュニケーションを取る事を心掛けていたメンバーとの間に溝を創ってしまう結果となってしまった。

明らかに状況を読み誤った自分の不用意は否めないだろう。
アマチュアとして求道する程度の問題はあるものの、それまで自分が考えるリードとしての責務について自ら疑問を感じずにはいられなくなったのだ。

決定的ではないにしろ自分の中での結論には漠然ながらも辿り着いているのだ。
もうここに自分の居場所は無い。
身を引くべきであろうということ。

まだまだ音楽活動の再開はメドが立ってはいないけど、復帰先を失ってしまうのは心許ない。
そういった背景もあり悩んではいるのだが・・・。
もっとも既に事実上自分の居場所は無い可能性のほうが大きい。バンド側から何の伺い連絡もないしね。

決して心残りが無い訳ではないものの、それなりに納得出来ている期間もあった。

新天地を前提に未来を模索する方向で思案しよう。
しかしながら実の所一番痛感しうちひしがれているトリガーは自分の限界だということ。

トロンボーン使いとしてのスキル。
セクションというコミュニティの育成や運用を担う管理者的スキル。
これらはこのバンドで活動する情熱の根幹となるささやかなプライドだった。

これらを失って活動を継続するのは至極困難だろう。
この辺に至っては前述した人情優先になっている。自ら失笑だ。